2008年10月03日
最後のキス
今日は友人の告別式に出席した
新ちゃん(享年41歳)は旦那さんとふたりきりで子供はいない
身内も妹さんを6年程前に病気で、
またお父さんも3年程前になくされている
彼女の仕事はホームヘルパー
若いころからミュージカルや演劇をやっていた
人懐っこい性格から老若男女問わずに
親交があったのは参列者から想像がつけよう
憎まれ口を叩いたりするのだが
何故か憎めない愛嬌のある性格の持ち主であった
よく芝居の仲間でバーベキュや忘年会、先輩のバースデイパーティなどの
口実でわいわい酒を飲んだ仲間の中心的な人物であった
最近はみんなの生活環境も変わり集まる機会もめっきり減ってしまった
ご主人の仕事はカーレースのメカニックで
国内外を問わず活躍されている
彼女の10年の結婚生活は
必ずしも幸せに満ち溢れていた
結婚生活ではなかったようである
お互いにON/OFFとも忙しい生活で
すれ違いがあって悩んでいたようであったが
最近になり少しずつお互いが理解しあえるような
関係になりつつあり これからと思っていた矢先
ご主人が送った言葉が胸に刺さる(抜粋)
「以前にも入院していたりして体はあまり丈夫なほうではなっかたが
体調不良から今回も検査入院ぐらいのつもりで
1週間もすれば帰ってくるものだと思っていたが
容態は急変し脳梗塞をおこし、そこからは坂道を転げ落ちるよにわるくなり
集中治療室で看護を受けていたが機械にも反応しなくなってしまった
医師からこれ以上の延命治療をするかしないかの選択を問われ
以前に夫婦間での決め事で『延命治療はしない』
より一般病棟での看護を希望
病室で彼女とわたし、義母さんの3人だけになり
脈拍もかなり脈打つことがなくなったころに
「もうがんばらなくていいよ…。」と声を掛け
お母さんは念仏を3回唱えたら
静かに息を引き取りました。
一般病棟から移動し30分もしないかでのことでした
10年連れ添うといい時もあれば悪い時もありました
わたしは白黒はっきりつけなきゃ済まないタイプ
仕事柄時間との向き合う仕事 デジタル人間と呼ばれていました
それに対して彼女は出掛ける前の洋服のコーディネートは気に入らないと
タンスの中をかき回し3回ぐらいでやっと決ったりすることがありました
結婚して菰野町に家を建て住むようになり(ご主人の実家は横浜)
彼女に教えてもらったことがたくさんあります
犬を飼っていて彼女が都合のわるい時散歩を手伝うようになり
あるとき彼女に言われました
『一年を通してこんなに山の景色が変わるんだよ』 と…。
また、知り合うまで全然興味がなかった
ミュージカルを一緒に観て全身に鳥肌が立つような感動を初めて知ったり
それに対して僕は何一つ彼女にしてあげるものが
なかったことを悔やんでいます…。
これからは義母ちゃんとふたりがんばっていきますので
ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。」
ご主人が彼女の危篤のときにこぼした言葉が頭をよぎる
「夫婦の連れそう時間が解かればいいのになぁ…」
ご主人が献花したあと
彼女にそっとやさしくキスした。
新ちゃん(享年41歳)は旦那さんとふたりきりで子供はいない
身内も妹さんを6年程前に病気で、
またお父さんも3年程前になくされている
彼女の仕事はホームヘルパー
若いころからミュージカルや演劇をやっていた
人懐っこい性格から老若男女問わずに
親交があったのは参列者から想像がつけよう
憎まれ口を叩いたりするのだが
何故か憎めない愛嬌のある性格の持ち主であった
よく芝居の仲間でバーベキュや忘年会、先輩のバースデイパーティなどの
口実でわいわい酒を飲んだ仲間の中心的な人物であった
最近はみんなの生活環境も変わり集まる機会もめっきり減ってしまった
ご主人の仕事はカーレースのメカニックで
国内外を問わず活躍されている
彼女の10年の結婚生活は
必ずしも幸せに満ち溢れていた
結婚生活ではなかったようである
お互いにON/OFFとも忙しい生活で
すれ違いがあって悩んでいたようであったが
最近になり少しずつお互いが理解しあえるような
関係になりつつあり これからと思っていた矢先
ご主人が送った言葉が胸に刺さる(抜粋)
「以前にも入院していたりして体はあまり丈夫なほうではなっかたが
体調不良から今回も検査入院ぐらいのつもりで
1週間もすれば帰ってくるものだと思っていたが
容態は急変し脳梗塞をおこし、そこからは坂道を転げ落ちるよにわるくなり
集中治療室で看護を受けていたが機械にも反応しなくなってしまった
医師からこれ以上の延命治療をするかしないかの選択を問われ
以前に夫婦間での決め事で『延命治療はしない』
より一般病棟での看護を希望
病室で彼女とわたし、義母さんの3人だけになり
脈拍もかなり脈打つことがなくなったころに
「もうがんばらなくていいよ…。」と声を掛け
お母さんは念仏を3回唱えたら
静かに息を引き取りました。
一般病棟から移動し30分もしないかでのことでした
10年連れ添うといい時もあれば悪い時もありました
わたしは白黒はっきりつけなきゃ済まないタイプ
仕事柄時間との向き合う仕事 デジタル人間と呼ばれていました
それに対して彼女は出掛ける前の洋服のコーディネートは気に入らないと
タンスの中をかき回し3回ぐらいでやっと決ったりすることがありました
結婚して菰野町に家を建て住むようになり(ご主人の実家は横浜)
彼女に教えてもらったことがたくさんあります
犬を飼っていて彼女が都合のわるい時散歩を手伝うようになり
あるとき彼女に言われました
『一年を通してこんなに山の景色が変わるんだよ』 と…。
また、知り合うまで全然興味がなかった
ミュージカルを一緒に観て全身に鳥肌が立つような感動を初めて知ったり
それに対して僕は何一つ彼女にしてあげるものが
なかったことを悔やんでいます…。
これからは義母ちゃんとふたりがんばっていきますので
ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。」
ご主人が彼女の危篤のときにこぼした言葉が頭をよぎる
「夫婦の連れそう時間が解かればいいのになぁ…」
ご主人が献花したあと
彼女にそっとやさしくキスした。
Posted by beam at 20:05│Comments(3)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
ご冥福をお祈りします。・・・
なんかジンときてしまった。・・・
なんかジンときてしまった。・・・
Posted by afry at 2008年10月07日 11:34
涙がでました。
私は結婚して5年ですが、つい一緒にいることが当たり前になり、ずっと永遠に一緒に居られると錯覚してしまい、相手に感謝する気持ちが薄れていました。不満や愚痴ばかりの自分に大いに反省です。
私は結婚して5年ですが、つい一緒にいることが当たり前になり、ずっと永遠に一緒に居られると錯覚してしまい、相手に感謝する気持ちが薄れていました。不満や愚痴ばかりの自分に大いに反省です。
Posted by mamiくん at 2008年10月13日 06:47
afryさんmamiさん
小生も気づかされところたくさんありました
いろんな方に彼女が残してくれたメッセージだと。
小生も気づかされところたくさんありました
いろんな方に彼女が残してくれたメッセージだと。
Posted by beam at 2008年10月21日 12:48
